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神父のことば【司祭随筆集】
「道」
今日に至るまで沢山の道を通ってきた。子供のころは家から学校へ。学校を卒業すると家から職場へ。北海道から神学校へ行くために東京へ。神父になると神学校から小教区へ。北海道へ帰ると旭川へ。稚内へ。札幌へと数えきれない程の道を通 …
勇気と謙遜
最近、私は「なぜ日本に来たのだろうか・・・」と考えることがあります。 勿論、神さまの望みが第一でしょうが、それでも私にも責任があります。色々考えてみてやはり戦争に関係があったと思います。 修道院に入る前に小学校に勤めてい …
「主よ われら今 ここにあり」
この聖歌69番は、フランシスコ 山本直忠先生の作曲したものです。この聖歌のおおもとは「日本26聖殉教者」の映画主題歌でした。大河内伝次郎主演と言いますから、大昔の映画です。 山本直忠先生は、戦争を逃れて滞在していた群馬県 …
「教会学校は教会を映す鏡」
もうすぐ教会学校は終業式を迎えます。 今年度は約20人の小中高の子供たちが教会学校に通いました。 旭川市内の教会学校は、かつて各教会で教会学校が行われていましたが、チェ神父さんが担当になった時代から4教会で行うようになり …
新年に聖母マリアを考える
新年に聖母マリアを考える カトリック中央評議会のホームページに「日本と聖母マリアについて」という記述がある。聖フランシスコ・ザビエルが日本に初めて上陸した日が1549年8月15日の聖母被昇天の祭日だったこともあり、ザ …
ほんとうに大切なこと
ほんとうに大切なこと 上野動物園のシャンシャンと母親のシンシンの一般公開が始まり、大変な人気らしい。1日に観覧できるのは抽選で400組。初日の倍率は46倍で、中には百数十倍という日もあったそうだ。パンダはどうしてかわいら …
若い頃 2
前回掲載された「若い頃」の続きです。21才の時にアメリカ軍の捕虜となって、ドイツに帰って来たのは、戦争が終わって23才の5月頃だったと思います。それでも捕虜生活は、私にとって勉強の場のようでした。キャンプは大きく、2,0 …