生命保険の勧誘をしたことありませんか、あるいは、勧誘を受けたことありませんか。兄が生命保険会社の「セールスマン」でした。同じ生命保険の名前を、五条教会に来るときに目にします。生命保険に入っていますか?

実は、私も保険のセールスをしていました。その保険が「永遠の生命保険」です。その保険は、死んでも命があると言う保険「永遠の生命保険」です。私はセールスを続けているつもりです。入っていない人、入りませんか?
私は、家庭訪問をしていませんが、今も生命保険を取りあつかっています。「イエスさまの「私を信じる者は、たとえ死んでも生きる。生きていて、私を信じる者はみな、永遠に死ぬことはない」(ヨハネ11:25)、教会の生命保険のセールスをしているつもりです。この保険は、如何ですか?!

保険のセールスは、一軒一軒廻って、勧誘します。選り好みしないで、教会の近くから訪問していました。アトリエを持っていた方が、I さんでした。お誘いすると、教会に来てくれました。公教要理にも参加して、洗礼を受けました。
I さんは背の小さい人でした。その背丈の身体的特徴で目立ちました。そして、雪の榛名湖畔を歩いていて、凍死なさいました。その知らせを神学校で聞いて、胸が痛みました。彼女のこと、忘れていません。

聖母病院のシスターから「T さんが『戸田さんによろしく』と言ったわよ」と聞かされました。助祭の時に、実習として病院の病室を廻って、生命保険のセールスをしていたときのことです。
T さんは肝臓のご病気で入院しておられました。ご主人と子供さんが二人。病室は6人部屋でした。私は、一人ひとりに声をかけて、信仰を勧めていました。
いつも「神さまがいるのなら、なぜ苦しみがあるの?」と反論され、私は、T さんが苦手でした。
夏休みを終えて、再訪した時に、シスターから、「よろしく」との言葉をいただいたのでした。そして「遺言のようだったわ」と。T さんのことも忘れられません。天の国での再会を希望しています。