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中村 道生司祭 『ムジゲの便り』
“霊的オリンピック”に参加
今年の夏は、皆さんはいかがお過ごしになりましたか? パリ・オリンピックは結構楽しまれたのではと思っています。 私も神居修道院の兄弟たちと一緒に楽しく過ごしました。とくに、旭川出身の北口榛花さんが金メダルを獲得したときは大 …
後期高齢者の宣教司牧
旭川修道院の兄弟共同体は4人とも80歳代で、文字通りの後期高齢者の共同体で宣教司牧を行っています。実は、日本の教会は同じような状況ではないでしょうか。信徒の高齢化も進んでいますので、なかなか光が見えてきません。そんな中で …
聖母月に聖霊降臨を迎えて
教会が、1年で最も美しい5月を聖母マリアに捧げているのは素晴らしいなーとよく思います。私は、釧路から旭川に転任してから、事故を起こしたこともあって、間もなくして自動車の免許を返納しました。その後、昼休みに小一時間、神居公 …
「世界病者の日」を迎えて
私たちの主キリストは、いつも貧しい人に手を差し伸べ、病に苦しむ人をいやし、「わたしは世の終わりまであなた方と共にいる」と、約束してくださいました。そして、十字架の傍らにおられた母マリアと愛する弟子を見て、「婦人よ、あなた …
カリタスのとサポートセンター開設と今後の活動について
2024年は能登半島地震、飛行機事故と大変な幕開けとなりました。能登半島地震に関するカトリックの情報は、名古屋教区のHPで詳しい報告がいち早く出ています。ぜひ参照し支援の手を伸べてくださればと願っています。 カトリック名 …
マリアとともに歩く
待降節、降誕節を通して、主のご降誕の神秘を、「マリアが歩かれた道」を共に歩くことができたらと思いました。 マリアとヨゼフは主の降誕のお告げを受け、その喜びを分かち合うため、エリザベトとザカリヤを訪問します。年老いた彼らも …
「死者の月」を生きる⁉
教会の典礼暦で11月2日は「死者の日」とし、亡くなったすべてのキリスト者を記念します。2世紀頃から死者のための祈りを唱える習慣が生まれ、次第にミサが伴うようになりました。亡くなったすべてのキリスト者を1年の特定の日に記念 …
キリストの平和 共感する心
8月になり、いろんな行事が目白押しになっています。日本の教会は6日から、15日まで「平和旬間」と定め、各教区で講演会や平和行進などの行事があり、旭川地区では8月6日から9月10日まで、カトリック大会を実施し、「共感する心 …
サクランボ採り
今年は修道院の庭のサクランボが豊作で、7月1日、兄弟トマさんとバケツ一杯サクランボをとりました。木に登ったのは何十年ぶりかのことでした。兄弟トマさんはこの日80歳の誕生日で、8月に兄弟長尾さんが81歳、9月に私が82歳、 …
「教会の母聖マリア」に祈る
福音史家聖ヨハネは、最後の晩餐でイエスの遺言を、詳細に13章から17章にかけて述べています。“イエスは、この世から父のもとへ移るご自分の時が来たのを悟り、世にいる弟子たちを愛して、終わりまで愛し抜かれた。”と述べ、さらに …