神父のことば
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Fr.Bauer Dominicus

フルダの神父さま

63年前、日本に来ると決まった時に、フルダ修道院の会計係の神父さまのところに、挨拶に行った時のこと、神父さまがおっしゃるには「私は、日本の教会のために刑務所に入ったことがある。」とニコニコ笑いながら言われたことを思い出し …

3才のわたし

3才のわたし 8月12日のドイツの新聞に、世界平和と働く人たちのために19ヶ国の侍者団がバチカンに集まり、パパ様とともに祈りを捧げたと書いてありました。5才から84才までの人達、約6万人だったそうです。バチカンの広場は人 …

勇気と謙遜

最近、私は「なぜ日本に来たのだろうか・・・」と考えることがあります。 勿論、神さまの望みが第一でしょうが、それでも私にも責任があります。色々考えてみてやはり戦争に関係があったと思います。 修道院に入る前に小学校に勤めてい …

若い頃 2

前回掲載された「若い頃」の続きです。21才の時にアメリカ軍の捕虜となって、ドイツに帰って来たのは、戦争が終わって23才の5月頃だったと思います。それでも捕虜生活は、私にとって勉強の場のようでした。キャンプは大きく、2,0 …

若い頃

若い頃   「ドミニコ神父さんの若い頃って、どんな感じだったのでしょう?」と言っていた人がいたそうです。若いって何才から言うのかわかりませんが、1939年私が17才の時に戦争が始まり、1945年23才の時に戦争が終わった …

パスポート

パスポート 1ヶ月前に、長い間忘れていたパスポートを突然思い出しました。それで久しぶりにパスポートを見てみると、表紙は厚く、黒っぽい赤色の上に金色で『 BUNDESREPUBLIK DEUTSCHLAND 』(ドイツ連邦 …

散 歩

散 歩 最近、私はカトリックセンターの中庭を散歩しています。散歩しながらロザリオを唱えたり、祈ったりしています。歩き疲れたら、木の下に置いてあるイスに腰をかけボーッと空を見たり、木の葉や花を見たりしています。私のわがまま …

松の幹と枝

松の幹と枝 私の部屋は2階です。その部屋の窓の前に、幹の太い松の木が立っています。 窓を開けると手が届きそうなたくさんの枝が伸びていて,毎日見ていると私の仲間のような気がしてきます。とくに冬は、重たい雪を枝にのせて頑張っ …

若い時を思い出して

3ヶ月ぐらい前に、学園のT氏から古い写真をいただきました。フランシスコ会のホームページから取り込んだ画像だそうです。私たちの時代は、幻灯とテープレコーダーでした。ずいぶん色々な事が変わるのですね。 その写真は、50年程前 …

my history

1923年12月 ドイツ・ヘッセン州にて、カトリック教徒の家に生まれる。 その地方はプロテスタントの町でしたので、カトリック信徒が5家族ほどの教会でした。 母は、毎日私を連れてミサに行ったことです。そして私は週日のミサで …

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