日本の司教団は、9月1日から、10月4日聖フランシスコの祝日迄の約1か月間を、「すべての命を守るための月間」と定めました。これは、昨年のフランシスコ教皇訪日に答えるもので、そのための「キリスト者の祈り」のカードも作成しました。ちなみに、1981年、ヨハネパウロ2世が日本を訪問し、広島で「過去を振り返ることは、将来にたいする責任を担うことです。」と平和宣言をされたことに答える形で、日本の司教団は翌年の8月6日から15日までを「平和旬間」として定め、平和のために祈り、その為の行事や行動を行ってきました。

「すべての命を守るための月間」に祈りを捧げるとともに、どんなことができるのでしょうか。現教皇は、5年前、聖フランシスコの太陽の賛歌「私の主よ、あなたはたたえられますように ―ラウダート・シ、ミ・シニョーレ」の言葉で、回勅「ラウダート・シ」を発布されました。サブタイトル ―ともに暮らす家を大切に― が示すように、私たちが住む地球は私たち人間だけのものではなく、すべての命がともに住む家であり、そのように慈しみ深く愛を込めて創造されたすべての命を大切にし、父なる神を讃え、神のみこころに沿うように生きるようにと呼び掛けておられます。

グレタ・トゥ-ンベリ-さんは、2018年8月、15歳の時に、スウェーデン語で「気候のための学校ストライキ」という看板を掲げて、より強い気候変動対策をスウェーデン議会の外で呼びかける運動を始め、これに賛同した若い学生たちが、2019年には100万以上も各地で抗議活動を展開していると報道されています。(Wikipedia参照)

私は、司祭に叙階後10年、何不自由なく生活してる自分に疑問を感じ、これはフランシスカンの生き方と違うと思い、研修休暇をとってフィリピンのルソン島の山村に行ったことがあります。FMMのシスターがそこで奉仕しておられました。そこの子供たちは毎朝、谷川まで降りて水を汲んでくるのが役目でした。それ以来、私も水や電気などを大切に使うように心がけてきましたが、やはり、自己満足で終わっています。自分の車があり、PCやスマホを自由に使っています。毎日美味しいものをいただいています。ダイエットで少し痩せましたが、福音から遠い生活です。

9月9日の福音に次のようなみ言葉がありました。(ルカ6,20-26)
「貧しいあなた方は幸いである、 神の国はあなた方のものである。
今飢えているあなた方は幸いである、 あなた方は満たされるであろう。
しかし、 富んでいるあなた方は不幸である、 あなた方は慰めを受けているから。
今、満腹しているあなた方は不幸である、あなた方は飢えるであろう。」

 

回勅 ラウダート・シ――ともに暮らす家を大切に
(↑カトリック中央協議会HPの出版案内より)

すべてのいのちを守るための「キリスト者の祈り」カード
(カトリック中央協議会HPよりダウンロードできます)

 

グレタ・トゥ-ンベリ-さんについての詳細はこちら(Wikipedia参照)からどうぞ。
グレータ・エルンマン・トゥーンベリ(スウェーデン語: Greta Ernman Thunberg 2003年1月3日 )は、スウェーデンの環境活動家。主に地球温暖化によってもたらされるリスクを訴えている。(Wikipediaより抜粋)

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