イエス・キリストが12人の弟子たちと過ごした『最後の晩餐』がミサの起源です。

この晩餐でイエスはパン(ホスチア)をとり、「これはあなたがたのために渡される私のからだである」と弟子たちに分け与えました。
さらに、またぶどう酒の入った杯(カリス)をとり、「これは私の血の杯、あなたがたのために流される新しい契約の血である」、「これを私の記念(ミサ)として行いなさい」と弟子たちに指示しました。

『最後の晩餐』の壁画は、レオナルド・ダ・ヴィンチがミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ修道院に描いたもので、1498年に完成しました。
その大きさは、(縦)420cm x (横)910 cmと巨大です。