●洗礼とは、
洗礼とは、神の恵みにあずかる大切な秘跡のひとつです。
洗礼を受ける方にとって、ご自身が新たな人となる(生まれ変わる)という大切な意味を持っています。
洗礼までの流れ
●信仰との出会い、洗礼への気持ち
信仰生活の助けとなるミサに授かることや、教会での祈りや奉仕活動に参加をするなど、教会に関わっていくことで「洗礼を受けたい」という気持ちから「洗礼を受ける」という気持ちへの確信が持てるようになると思います。そのような時期が来ましたら、司祭または、信徒(入門講座の講師など)に打ち明けてみましょう。
●洗礼を受けるには、
カトリックの洗礼を受けるには、教えを理解していただくことが大切です。
教会では、聖書の勉強やカトリック教会の入門講座が開かれています。
司祭または入門講座の講師に相談して、“一緒に始めましょう”と決まりましたら入門講座を受け始めます。
・講座はすべて無料で行われています。
・講座内容のレジュメは用意しておりますので、筆記用具など、お持ちください。
●洗礼準備
入門講座での勉強期間を経て、ご自身が洗礼を受ける意思を固め、そのことを司祭に申し伝え、承諾された時には、洗礼志願式(成人対象)が行われます。
・洗礼志願式の前に、洗礼志願者の霊的支えとなる代父母を決めます。
(男性の洗礼志願者の支えは代父と言い、女性の洗礼志願者の支えは代母と言います。)
・洗礼名を決めます。
洗礼名は天使や聖人の名前から選びます。
※洗礼名をご自身で決めかねる場合は、司祭または代父母に相談すると良いでしょう。
●洗礼式
洗礼式は、主に復活徹夜祭に行われます。
復活徹夜祭は、カトリック教会の移動祝日なので、3月から4月の間に行われます。
(カトリック教会の主日、祝祭日(降誕祭など)ほか、理由によっては、限りではありません。)
洗礼式までの道程は人それぞれですが、入門講座を経て、司祭の承認を頂き、洗礼を受けます。
●洗礼を受けられた方へ
さらに信仰の深さを知り得るために、1年間は勉強を続けること奨めております。