「あしあと」
-Footprints-
これは、マーガレット・F・パワーズというアメリカ人女性 の作った詩です。
ある夜、私は夢を見た。私は、主とともに、なぎさを歩いていた。
暗い夜空に、これまでの私の人生が映し出された。
どの光景にも、砂の上に二人のあしあとが残されていた。
一つは私のあしあと、もう一つは主のあしあとであった。
これまでの人生の最後の光景が映し出されたとき、
私は砂の上のあしあとに目を留めた。
そこには一つのあしあとしかなかった。
私の人生でいちばんつらく、悲しいときだった。
このことがいつも私の心を乱していたので、私はその悩みについて主にお尋ね した。「主よ。私があなたに従うと決心したとき、あなたは、すべての道において私とともに歩み、私と語り合ってくださると約束されました。それなのに、私の人生の一番辛いとき、一人のあしあとしかなかったのです。一番あなたを必要としたときに、あなたがなぜ私を捨てられたのか、私にはわかりません」
主はささやかれた。「私の大切な子よ。私はあなたを愛している。あなたを決して捨てたりはしない。ましてや、苦しみや試みのときに。あしあとが一つだったとき、私はあなたを背負って歩いていた」
★ アブラムの召命と旅 創世記12:1~3
1 「主はアブラムに言われた。「あなたは生まれ故郷 父の家を離れて私が示す地に行きなさい。2 私はあなたを大いなる国民にし あなたを祝福し、あなたの名を高める 祝福の源となるように。3 あなたを祝福する人を私は祝福し あなたを呪う者を私は呪う。地上の氏族はすべて あなたによって祝福に入る」4 アブラムは、主の言葉に従って旅立った。アブラムは、ハランを出発したとき七十五歳であった」
★ エマオへ旅人に同伴するイエス ルカ 24:13
13「二人の弟子が、エルサレムから六十スタディオン離れたエマオという村へ向かって歩きながら、この一切の出来事について話し合っていた。話し合い論じ合っていると、イエス御自身が近づいて来て、一緒に歩き始められた。しかし、二人の目は遮られていて、イエスだとは分からなかった。イエスは、「歩きながら、やり取りしているその話は何のことですか」と言われた。二人は暗い顔をして立ち止まった」
★ 私の人生の旅を思い起こして、生まれたときから今に至るまでを振り返ります。
★ パウロの信仰と希望 ローマの人々への手紙 4:16~
「恵みによって、アブラハムのすべての子孫、つまり、単に律法に頼る者だけでなく、彼の信仰に従う者も、確実に約束にあずかれるのです。彼は私たちすべての父です。
17「私はあなたを多くの民の父と定めた」と書いてあるとおりです。死者に命を与え、存在していないものを呼び出して存在させる神を、アブラハムは信じ、その御前で私たちの父となったのです。18 彼は希望するすべもなかったときに、なおも望みを抱いて、信じ「あなたの子孫はこのようになる」と言われていたとおりに、多くの民の父となり」