臨 機 応 変
― 権限の伴う責任 -
海外旅行で空港に行きました時、カウンターでトランク、旅行鞄を量ります。職員はトランクが重量オーバーだと言うのです。私は、少しぐらいのこと負けてください。しかし、職員が聞いてくれません。それなら隣の航空会社に変えます、というと「少々お待ちください」と、後ろの部屋に入って行って聞いてきてから「結構です」という返事になりました。男性社員に聞いてきたみたい。昔の海外旅行風景です。
★ このような応対の仕方をどう思いますか?
昔、教会にソフトボールの野球チームがありました。教会同士の親睦の野球大会でした。それで近くの学校にグランドを借りたいと言うと、学校は役所の許可証をもらってきてください、と。
それで市役所の支所に行き、申込書に教会の名前を書きました。すると、宗教団体に貸すことが出来ないと言うのです。困っていましたら、職員が名前を変えなさい「美瑛川ジャイアンツ」とか、なんとか、知恵を貸してくれました。
このような職員をどう思いますか?
「臨機応変」を心がけましょう。状況に応じて行動をとります。場合によっては、対応を変えることが必要です。「臨機」は事態にのぞむことですし、「応変」は変化に応じることです。「機」(き)に「臨」(のぞん)で「変」(へんに応おうず」と訓読します。
ホテルで、タクシーを降りた時に、手を貸してくれた男性がいました。30代の方です。タクシーが、正面玄関に停めていたら、良かったのですが、手前のところに停めたのです。路面は、雪が凍り付いていて滑りやすい状態でした。
すると車から降りて来た男性が横に来て、腕を貸してくれたのです。お蔭さまで転倒をしないですみました。感謝して、「良いお年」を、と2回言いました。そして「良いクリスマス」と加えました。有り難い思い出、有り難いことでした。
★ 人から助けられた思い出がありませんか?
聖書箇所:以下を、読んで、あるいは思い起こして、思い巡らしましょう!
ル カ 10:37-37 「良いサマリア人」の話し
使徒言行録 20:35 「『受けるよりも与える方が幸いである』と言われた」
ル カ 19:1-10 「そこにザアカイという人がいた」