みなさん新年おめでとうございます。今日は神の母聖マリアの祭日です。新年のミサというよりは教会はまだ降誕節の最中で、どうしても主の降誕のことを考えてしまいます。昨年の、神の母聖マリアの祭日(1月1日)に、教皇フランシスコは「神の御子が、母の腕に抱かれ世話を受けるために小さくなられたならば、今日、御子は同じように配慮や傾聴、優しさなどを必要としているすべての兄弟姉妹の中におられるのです」と話しておられました。また「世界平和の日」にあたり、マリアのようにいのちの尊い賜物を大切にし、胎児や子ども、お年寄り、苦しむ人や貧しい人をはじめ、すべてのいのちを世話し、守ることを学ぶように話されました。
今年2026年の教皇レオ14世の新年のメッセージは、わたしはまだ読んでいないのですが、昨年の12月21日にバチカンの聖ペトロ広場に設置されたプレゼビオ(馬小屋セット)の前で幼子イエス像を祝別した時に、『特に世界のすべての子どもたちが平和のうちに暮らせるように、一緒に祈りましょう』と呼びかけられました。「世界平和の日」は、1968年の1月1日、平和のために祈るよう、ローマ教皇パウロ6世が制定しました。憎しみや悲しみ、戦争や分裂、搾取や飢餓のない平和な世界の到来を願い、カトリック教会が定めた記念日です。今日の聖書と典礼に、来週の1月6日に2024年に開かれた通常聖年が締めくくられます。新年にあたって、今年の計画や希望を抱いている方も多いと思います。参考になればと思い、あるクリスチャンのお医者さんの毎朝の祈りを紹介します。
わたしは朝目覚めてすぐに四つの祈りをします。
第一は、今日のスケジュールが守られるように。
第ニは、神さまの御心に沿った決断ができるように。
第三は、どんなことか起こっても冷静に対処できるように。
第四は、家族や友人が守られるように。
みなさんは、わたしは毎日のスケジュールなど立てていない、という方も多いと思います。人の人生は大きな決断と小さな決断で成り立っていきます。いつも神さまの御心に沿った決断ができるならば素晴らしい人生になっていきます。これは御心が天に行われるように、地にも行われますようにと祈ることだと思います。*(5)
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