今日は12月8日です。この日は無原罪の聖母マリアの祭日ですが、今年は主日と重なったため、マリア様のお祝いは明日の9日に移動しています。洗礼名のマリアをつけている皆さんおめでとうございます。今日の福音にはイエスの言葉が一言も出ていません。福音書を書いたルカは、イエスが福音を伝えた時代を後の人がわかるように、この当時のローマ皇帝の名前やユダヤにいたローマ総督の名前、ユダヤの大祭司の名前を書いています。そして洗礼者ヨハネが、ヨルダン川沿いの地方で罪の赦しを得させるために、悔い改めの洗礼を述べ伝えていたことを伝えています。今日の第二朗読の使徒パウロの「フィリピの教会への手紙」には、パウロはフィリピの教会の人々がキリストが来られる日まで、①知る力と見抜く力を身につけて、②愛がますます豊かになり、③本当に重要なことを見分けられるようにと祈っています。と書いています。今日はマリア様のお祝い日なので、わたしは今日特別に、より神さまに近づいて、親しくなる方法を伝えたいと思います。今の時代なので、ほとんどの人はスマートフォンを持っていると思います。電話会社との契約の違いがあるかもしれませんが、スマホやパソコンで動画サイトのユーチューブを閲覧できる方は、ぜひバチカン放送がやっているサイトを開けてください。教皇様やバチカンの様々なミサや動きが分かります。その中の一つに、ロレートの『聖なる家』という聖母の巡礼教会でのロザリオの祈りを見ることができます。約25分イタリア語のロザリオです。外国語で何も分からなくても、「アベマリアの祈り」の出だしは同じです。一緒に日本語で唱えることで、不思議と落ち着いて、心が神様の方に向いて行きます。わたしは、イタリア語のロレートのロザリオの祈りと、その他にフランス語のルルドのロザリオ、またポルトガル語のファチマのロザリオの祈りを観ることがあります。わたしはルルドに巡礼した時、外国の人たちと一緒に行列しながらロザリオの祈りを唱えた時、とても嬉しかったことを思い出します。毎日、時間(とお金)が許すならば、外国の方々と一緒にロザリオを唱えてみてください。バチカン放送のユーチューブの番組には、コマーシャルがカットされているので、お祈りの邪魔が入りません。

「ロレートの『サンタ・カーザ』(聖なる家)は、聖母に捧げられた全ての巡礼聖堂の中で世界的に第一のものであり、キリスト教における聖母マリアの、まことの中心地であります。」この巡礼教会は、中世に十字軍がナザレにあった受胎告知教会の壁の一部をイタリアに持ち帰ってできた巡礼地です。ロレートのロザリオの放送は日曜日にはありません。12月10日はロレートの聖母マリアの記念日になっています。*(Ka)

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〇 山本 孝神父ミサ説教 〇
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