今日は四旬節第一主日です。今年は典礼暦がC年なので、ルカ福音書が中心に読まれていきます。イエスはヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受けたのち、宣教活動を始める前に荒れ野で40日間の断食をし、悪魔から誘惑を受けられました。40という数は試練や苦しみに使われるシンボル的な数です。四旬節はイエスの40日の荒れ野での生活をモデルにしています。この40日の間にイエスは三つの誘惑を受けられました。これらの誘惑に対してイエスはみな旧約聖書の申命記の言葉を使って誘惑を退けられました。今日の第二朗読に、使徒パウロのローマの教会への手紙が読まれましたが、パウロは「御言葉はあなたの近くにあり、あなたの口、あなたの心にある」と申命記30.14を引用して述べています。わたしたちが何かの決断をする時に、はたして神の言葉を思い出す人がいるでしょうか?儲かるかどうか、損か得か、美味しいかどうか、いま流行っているかどうか、で選び損をして失敗することが多いのです。神の御心に叶うかどうか、神様が喜ぶかどうかもみ言葉を知らなければ分かりません。神の望みがどうかは祈って神さまに聞かなければ分かりません。マザーテレサは大きな活躍をした方でしたが一日の初めにまず祈りの時間をとりました。マザーテレサの書き物に「沈黙の実りは祈り、祈りの実りは信仰、信仰の実りは愛、愛の実りは奉仕、奉仕の実りは平和」という言葉がありました。神の言葉は考えは聖書にあります。祈って神と話さなければ、欲に溺れて、滅びに向かって走ってしまいます。キリスト信者は毎日神の言葉を聞く必要があります。四旬節の間、毎日聖書を読みましょう。み言葉を近くに置きましょう。とにかく毎日祈る時間を取って神の御心に触れることを心がけてください。わたしは昔教会巡りの巡礼に参加したことがあります。わたしが車椅子だったので、ホテルはいつも誰か世話をしてくれる人と同室でした。その間中朝祈る時間が取れなくて苦労しました。同室の人が目が覚めたらすぐテレビをつけるので、修道院や教会と違って、祈りの時間がなかなか取れませんでした。いまわたしはサービス付きの高齢者施設に入っています。部屋にテレビはありますが、朝はローマやルルドのロザリオの祈りをYouTubeで見ています。目が覚めてから食事に行くまでに毎朝ロザリオが2環できます。夕方にも同じように一人の祈りの時間を取ることができて感謝しています。今年の四旬節はまず神の言葉を知るために、祈りの時間を取るように頑張ってください。*(ka)
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〇 山本 孝神父ミサ説教 〇
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