聖書はキリスト教の聖典です。
大きく分けると旧約聖書と新約聖書があります。

旧約聖書
神とイスラエル人の交流について書かれており、複数の書物で構成されています。
そのほとんどはヘブライ語で書かれており、アダムとイブ、ノアの箱舟、バベルの塔、モーセの十戒など一度は聞いたことのある物語や人物が登場します。

新約聖書
神の子イエス・キリストの生涯とその教え、弟子達の書簡などが書かれています。
キリスト教の聖典となっており、カトリック教会ではミサや集会祭儀で福音(ふくいん)を朗読して紹介しています。

福音(ふくいん)は、ギリシャ語で”よい知らせ”という意味で、イエス・キリストのメッセージです。
聖パウロは福音について、『わたしは福音を恥としない! 福音はユダヤ人をはじめ、ギリシャ人にも、信じるすべての人に救いをもたらす神の力だからです』と話されています。
(ローマの信徒への手紙 1:16)